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2018年デイトナ24時間レース

2018/01/24

今週末はいよいよアメリカ・フロリダにて第56回デイトナ24時間レースが幕を開けます!

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

そして、今年もJ SPORTSで生放送のレース中継がありテレビ解説をさせて頂きます。

僕がFlying Lizard MotorsportからAudi R8で参戦したのは、2015年の第53回大会でしたので、もう3年前ですね…

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世界三大耐久レースと言われる、ル・マン24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レース、デイトナ24時間レースの一つ。

アメリカのスポーツカーレース・GTレースの成り行きは、2014年以前はALMS(American Le Mans Series)とGrandAm(グランダムシリーズ)が別々にレースを開催していましたが、2014年よりIMSAが主催するUSCC(United SportsCar Championship)へと統一され、その後もレギュレーション面の変化やカテゴリーも絞られて、とても魅力的なシリーズだと思います。

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

タイトルスポンサーの関係で、現在はWeatherTech SportsCar Championship(※略WTSC / WSCC→カーアクセサリーメーカーの“WeatherTech”が大会の冠スポンサー)。2014年、2015年は時計のTUDORが冠スポンサーでTUSCとも言われていましたね。

毎年、このUSCCシリーズの開幕戦は、この伝統的なデイトナ24時間レースに始まり、その後の第2戦がセブリング12時間レース。そして、シーズン終盤にもPetit Le Mans等、伝統的なビックレースが多く含まれる全12戦のシリーズ。

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

今年のデイトナ24時間の注目点と言えば、昨年から最高峰がDP→DPiクラスへと変わり、長い歴史のあったDPマシンとは見た目が大き異なる近代的なルックスのDPiマシンの2シーズン目。

LMP2シャシーに各自動車メーカー独自のボディーカウルを付けて、キャデラック(ダラーラ+6.2L V8自然吸気エンジン→今年は5.5L V8)、日産(オンローク・リジェ+GT-Rの3.8L・V6ツインターボエンジン)、マツダ(ライリー+AER 2.0L・直4直噴ターボエンジン)も参戦。更に今年はアキュラARX-05(オレカ+3.5L・V6直噴ターボエンジン)の参戦やマツダはヨーストと組んで参戦を開始するので、日本勢の活躍が楽しみですね!^ ^

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

これらの自動車メーカー系のチームは、独自のエンジンや独自のボディーワークなのに対して、その他のLMP2車両は、基本的にLMP2規定がベースで全車共通のエンジン(ギブソン製4.2L V8)に、4メーカー(ダラーラ、オンローク・リジェ、ライリー、オレカ)となっており、今回デイトナ24時間へ参戦することで話題となっている、フェルナンド・アロンソ選手はリジェ+ギブソンのLMP2マシンになりますね。

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

また、これまでは、オープントップ・ワンメイクプロトタイプカーのPCクラス(オレカFLM09+シボレー製6.2L V8エンジン)のエントリーもありましたが、今年はPCクラスが無くなり、プロトタイプはDPiのみ。

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

そして、LM-GTEカーとFIA-GT3カーが混走する点もデイトナ24時間の魅力の一つだと思います。

GTLMクラスは、コルベット、フォードGT、ポルシェ、フェラーリの戦いに、BMWが新たにM8 GTEを投入、ポテンシャルが楽しみです。

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

GT3マシンがベースとなるGTDクラスは、ポルシェ、アウディ、フェラーリ、ランボルギーニ、メルセデスAMG、BMW M6。そして、日本車のアキュラNSX、レクサスRC Fも参戦するので、その活躍も楽しみですね!

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

GT3車両は、ポルシェを含めて、いくつかの車両は18年用アップデートもあり、ポテンシャルにも興味深く注目したいと思います。もちろん、BoPはIMSA独自でSUPER GT等とは異なりますが…

っと… デイトナ24時間の解説用に色々とネットで記事を見ていましたが、今月5日〜7日に行われたRoar Before The Rolex 24(公式テスト)の結果だけでは、予想ができないのが24時間レースの難しさですね。
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特にデイトナは、コースの半分がハイスピードなオーバルコースで、T1〜T6のインフィールドはかなり狭いテクニカルレイアウト。その中に50台(DPi:20台、GTLM:9台、GTD:21台)ものマシンが24時間レースを混走するのでアクシデントも多いでしょうし全く予想がつきません!

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(※写真:Twitter @Rolex24Hours)

ただ、フルコースコーションもあるこのレースは、24時間の最後の最後まで全く勝者が読めず… 毎年、最後まで僅差のバトルが続くのもデイトナ24時間の面白さだと思います。

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J SPORTSでは、決勝スタートの日本時間:1月28日 (日)朝4:00よりテレビ中継が生放送で行われます。僕は3部制のうちスタートパート(04:00-09:00)を担当。アメリカのレースの全てを知り尽くす松浦孝亮 選手と村田晴郎さんと一緒に解説をさせて頂きます。

是非、早朝ですが… テレビでデイトナ24時間レースをスタートから観戦しましょう!
J SPORTSオンデマンドでは24時間LIVE配信もあるそうです!

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https://www.jsports.co.jp/motor/daytona/


(※YouTube: IMSA Official)