2016年スーパー耐久は6戦4勝 全戦表彰台でシリーズチャンピオン!
2016/11/21
昨日のスーパー耐久 オートポリス戦を終えて、2016年の全レースが終了しました。
前回の岡山で、最終戦を迎える前にシリーズチャンピオンを決める事ができましたが、今回も、もちろん優勝だけを狙ってチーム一丸となり、担当校である日産自動車大学校 愛媛校の皆と共に戦ってきました。
木曜・金曜の公式練習からマシンの仕上がりもよく、ドライ・ウェット共にトップタイムを記録。予選ではポールポジション獲得を狙える自信があり、楽しみにしていましたが、濃霧により中止となりました。
決勝はシリーズポイント順のグリッドという事で、ポールポジションより藤井スタート。1位〜3位にGT-R勢が並ぶ、直接対決の展開でした。序盤にフルプッシュをしたお蔭で少し独走態勢に持ち込めましたが、その後、3号車 GT-Rのペースも良く、接近戦が続きました。
そして、2ndスティントの内田選手のペースも素晴らしく、3号車 GT-Rとテールtoノーズでピットイン。最終スティントの平峰選手の速さも安定感も良く、3号車が最終ピットを終えた後、24号車 GT-Rはトップへ浮上。タイヤ無交換だった3号車 GT-Rに対して、こちらは4本交換をしての順位だったので、更にリードを広げて再び独走態勢へ持ち込めました。
しかし… チェッカーまで残り6分、計算上入っていたハズの燃料が足りず、止む終えず給油スプラッシュのためにピットイン。僅か数リッターの燃料に泣き、優勝を逃しました。
速さもストラテジーも、全てが完璧な優勝パターンだったので、今回も必ず優勝できると思っていましたが…
満足できる2位ではありません。とても悔しく残念です。でも、これもレース。学生の皆にとっても、あらためてレースの難しさ、勝負の難しさ、勝てるレースを負けた悔しさを、感じてもらえたと思います。
今シーズンは6戦中、優勝4回、2位1回、3位1回、速さと強さを魅せられたシーズンになったと思います。そして、学生プロジェクトの熟成と成功を表す結果を掴む事ができ、とても嬉しく思います。
来シーズンの目標は、もちろん2連覇。
シリーズチャンピオンを得た事により、学生の目つきもより鋭くなり、チームの雰囲気にも、負けられない緊張感が強くなりました。
次は追われる身になります。追われても、追われても、逃げ続けられる、強いチームになれるよう、KONDO RACING&日産自動車大学校と共に、学生と共に、速さと強さに磨きをかけて、更に強い、24号車「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」になるべく、オフシーズンも努力を重ねていきます!
そして、毎レース力強く応援をしてくださったファンの皆様、お蔭様でシリーズチャンピオンが獲れました!
今シーズンも一年間、熱いご声援をありがとうございました!