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エルグランドNISMOの車高調整

2017/11/21

今週もサーキットでの仕事やこの時期なのでパーティー等のイベントも入っていて忙しいです。そして、今週末は毎年楽しみにしているニスモフェスティバルもあります。

是非、富士へお越しください!

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さて、昨日はパーツテストの仕事でしたが、予定より早くメニューが終わって時間ができました。

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久々に時間が空いたので、今シーズンを戦ったスリーボンド日産自動車大学校GT-Rの様子を見に行こうとチームのファクトリーへ寄りましたが、マシンはニスモフェスティバルでの走行へ向けたアライメント中でした。

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そして、無理なお願いをして、ずっとずっと気になっていたエルグランドNISMOの車高調整をしてもらいました。

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自分でやってみようと思いましたが… リアは構造上大変なので、プロに任せました(笑)自分でやったら2時間位は掛かるかな~っと思っていましたが、プロは流石!20分で全て完了。

少し低過ぎた車高が上がり、上品なバランスになりました!^ ^

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今の愛車ラインナップは、赤色と黒色のスポーツカー(←登場頻度は低いです…^^;)、赤色のSUV、そして、この白色のエルグランドNISMOの4台に乗っていますが、最も大活躍なのがこのクルマです。

多分、70%位の移動はエルグランドNISMOに乗っています。外観もスポーティーでカッコイイし、室内空間も広くて子供も喜ぶし、大活躍です。

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気になっていた車高が上がり上品になり、更に満足できる仕上がりになりました。

池澤さん、お忙しい中で作業をありがとうございました^ ^

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ちなみに、よく質問があるので書きますが、エルグランドNISMOはコンプリートカーではありません。僕もノーマルのベース車を買い、パフォーマンスパッケージのNISMOパーツ(ホイール、エアロパーツ、ダンパー等)を取り付けてもらいました。

NISMOパフォーマンスパッケージのパーツ詳細は下記に詳しく載っています。

http://www.nismo.co.jp/products/p_package/

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(※2月末に僕のクルマが完成した時、ニスモで撮影した写真です^ ^)

九州で初開催のNISMOドライビングアカデミー

2017/11/18

NISMOドライビングアカデミーへご参加くださった皆様ありがとうございました!

今回のオートポリスでは、柳田真孝 選手、佐々木大樹 選手と3人で講師を担当しました。

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九州では初開催となりましたが、午前のステージ1(基礎プログラム)も午後のステージ2(本コース先導・同乗)も、沢山の方がこのプログラムを楽しんでくださいました。

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お客様がスキルアップをされて喜んでくださると、自然とアドバイスにも力が入りますね!^ ^

参加者の皆様、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした〜

http://www.nismo.co.jp/nda/

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来週末は富士で毎年恒例のNISMOフェスティバルが開催されます。こちらも楽しみです!

http://www.nismo.co.jp/event/festa2017/

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スヴェン・ミューラー選手

2017/11/15

ここ最近、スヴェンの事をあまりに多くの関係者から聞かれますのでブログに書いてみます。

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スヴェンは、レーシングドライバーとして羨ましい程、全てを持つシンデレラボーイだと僕は今シーズン感じました。

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世界のスポーツカーメーカーのリーダー的な存在であり、モータースポーツにおいても長い歴史を持つポルシェ社が契約しているワークスドライバーの中で、現在最年少の若さでワークス契約をしているだけあり、彼は全てを持っています。

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速さ、順応性、車両やタイヤに対するコメント、レースのアベレージや車両コントロール。日本でF3等を経験してSUPER GTへ参戦する外国人選手と違い、彼は全く日本のサーキットを知らず、しかも、ポルシェワークスドライバーとして様々なレースやテストで世界中のサーキットを移動している為、スケジュールもタイト。

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毎レース『金曜日の朝に日本へ到着→昼にサーキット入り→日曜のレース後にドイツへ帰国』。3日間だけの短い滞在の慌ただしいスケジュールで、今シーズン5回のSUPER GTを一緒に戦いました。

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もちろん、どのサーキットも未経験で初レース。難しいGT500との混走にも経験が必要ですし、SUPER GT独自のレースフォーマットへの理解も必要。今シーズンは表彰台すら厳しいかもしれないとも最初は思っていました。でも、彼にそんな事は全く関係なく、GT500との混走中のレースアベレージも速いし、接触も無いし凄いと思います。

チームの皆が心配するとしたら、たま〜に 道幅が足りなくなっちゃうくらいかな…?^ ^(笑)

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もちろん、彼と同じく、過去にPorsche Mobil 1 Supercupのチャンピオンを獲得したドライバーは限りなく100%に近い確率で欧州系メーカーのワークスドライバーになっていますし、近年のチャンピオンで現Audiワークスのレネ・ラスト選手が今年はDTMへ参戦初年度でチャンピオンを獲ったり、スヴェンの前のチャンピオンである、アール・バンバー選手はSupercupからダイレクトにLMP1へステップアップをして、いきなりルマン24時間で総合優勝。このたった3年間で、2回(15年と17年)もルマン24時間の総合優勝をして、今年はWECのLMP1チャンピオンにもなっているので驚く事でも無いかもしれません。

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そんな層の厚いドライバーが多い中で、今年のニュルブクリンク24時間を見ても、予選レースも、本戦の予選もポルシェワークスの中で最上位のタイムを出しているし、SUPER GTタイ戦のスリックタイヤでウェット路面をあの異次元の速さで走り続けたスヴェンの速さと才能は凄いと思います。

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彼のポルシェワークス契約のスケジュールの関係で一緒にSUPER GTを戦ったのは僅か5戦。でも、振り返れば、5戦中2回が表彰台、鈴鹿も黄旗ペナルティが無ければ2位〜3位の可能性もあったと思いますし、今回のモテギも優勝の可能性があったと思います。

モテギのレース前「スヴェンは4戦2表彰台だからSUPER GT表彰台率50%だよ」と彼に言いましたが、鈴鹿やモテギが順調に進んでいれば、表彰台率80%になっていましたね。

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今シーズンは、これまではスポンサーとしてSUPER GTへ関わってきたD’STATION(NEXUSグループ)が、D’station Racingを立ち上げるプロジェクトが始まりました。

NEXUSグループの代表でありチームオーナーの星野代表は、ご存知の通り元はフェンシング選手で全日本選手権も制覇した生粋のアスリート。その後、自らD’STATIONを立ち上げ、NEXUS株式会社を年商2500億円の企業へと成長させる傍ら、今はNEXUSフェンシングチームとしてのオリンピック挑戦や他の様々なスポーツ支援、モータースポーツへのサポートにも力を入れてくださっています。D’STATIONの地上波テレビCMにレーシングカーを使っているのも、モータースポーツの盛り上げに貢献したいという星野代表の想いからです。自らもPorsche Carrera Cup Japanで2回のクラスチャンピオン獲得や、今シーズンはスーパー耐久ST-Xでも優勝を果たしシリーズ3位。ドライバーとしても活躍をされているので世界中のレースリザルトも良く知っています。

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そんな星野代表が、自社チーム立ち上げの際に「強いチーム、カッコイイチーム、オシャレなチームを作ろう。ピットもホスピタリティーも清潔感があってカッコ良く」と言われました。

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ドライバーに関しては、「とにかく速いドライバーを」と言われていました。「過去に名前や実績があっても遅ければSUPER GTでは勝て無いし、チームが伸びていかない」と。

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その中で、ヨーロッパのレースリザルトを頻繁に見ている星野オーナーが、名指しで「スヴェン・ミューラー選手」と交渉したいとポルシェバイザッハのモータースポーツへ伝えました。もちろん、多くのプログラムを持つポルシェワークスドライバーを日本のSUPER GTへ派遣する事は簡単ではなく、しかもチーム立ち上げ初年度。その中で、D’station RacingのパッケージやKTRの実績、全ての体制面を含めてポルシェバイザッハからも様々な面でサポートをして頂ける事になりました。

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既にスヴェンのスケジュールはドイツのADAC GTへのフル参戦が決まっていた為、全戦ではない中で、ヨーロッパやアメリカ、他の色々なスケジュールで忙しい中で調整をしてSUPER GTを重要視してくれました。そして、スヴェンと一緒にバイザッハのエンジニアをD’station Racingへ派遣してくれて、女性エンジニアのエレーナやマックスも日本へ来てくれて心強かったです。

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スヴェンの事は、初めて岡山で出会った時、「全てを持ってて羨ましいドライバーだな〜 笑」 と思いました ^ ^

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タイの帰りに空港で谷口選手とスヴェンの話になりました。「スヴェンは、簡単にいうと谷口さんのドイツ人版です」と僕は谷口さんに言いましたが、『速さ、上手さ、コントロール能力、人気、人間性、優しくてカッコイイし、長身でクール、華があり爽やかだし品もある』全てに対してプロとしての品格のあるドライバーと感じました。

そして、25才の若さとは思えない程、軸がしっかりしています。

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クルマも、Porsche Supercupチャンピオンで獲得したポルシェ911と、ポルシェワークス契約でパナメーラも所有しているし、いつもビジネスクラスで日本へ来ると思っていたら「今回はファーストにアップグレードしてくれたよ 笑」と言うし…^^;

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彼のようなドライバーが日本へ来てくれたらファンやレーサーに憧れる子供が増えますね。若いのに大きな契約金もしっかりと稼いでいてライフスタイルにも夢があると思います。

そんなスヴェンは、今シーズン初めて日本へ来て、SUPER GTへ参戦して、このレースの人気やレベルの高さ、GT500とGT300の混走が生むレースの難しさ、ハイグリップな路面とタイヤ。全てがハイレベルで大好きだといつも言っています。ヨーロッパの他メーカーのワークスドライバーにもSUPER GTへ参戦するべきだと伝えているそうです。そして、一番はお客さんの多さに驚いたと。

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来年の事は、まだ言える段階では無いですが、ポルシェバイザッハがD’station Racingを評価してくれて、スヴェンがSUPER GTへフル参戦したら盛り上がりそうですね!^ ^

チーム参戦初年度で、良い時、苦しい時、色々とありましたが、本当に充実した楽しい今シーズンでした。準備の年は終わったので、来シーズンは結果を掴む年に必ずします!

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スヴェンの日本での好きな食べ物は、「しゅぶしゅぶ 笑」
いつも「しゅぶしゅぶ 」と彼は言います^ ^

優勝こそ逃しましたが、D’station Racing参戦初年度はランキング7位

2017/11/13

昨日のSUPER GT最終戦も沢山の応援をありがとうございました。

マシンの仕上がりもタイヤのパフォーマンスにも自信があり、予選6位から優勝を目指せる手応えを掴んでいました。

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スタートを担当したスヴェンの仕事も素晴らしく5位に順位を上げてくれました。その後は前の#11 AMGとのバトルが続きましたが、中々前に出れない展開の為、早めのピットインに切り替えリアタイヤ2本交換で後半を担当しました。

チームがとても素早いピットワークをしてくれたので、ギャップの開いていた暫定1位の#4 AMGが4本交換だった事もあり、その差をピットで短めてアウトラップで抜き、その後も、#65 AMG、#25 MCを抜き、事実上のトップまでポジションを上げられました。

狙い通りの展開でトップに立てたので、あとは逃げるだけ!と思った矢先、右フロントタイヤのバーストで優勝争いから戦線離脱…

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実はピットアウトした最初の左コーナーからずっと右フロントタイヤに異変を感じていました。モニターに映っていたピットイン前の#11 AMGとの接触でアライメントが崩れたのかな?とチームと無線交信をしていましたが、結果的にはエアーバルブにクラックが入り、徐々に右フロントのスローパンクチャーが始まっていた状況でした。

その後、フロントタイヤを交換して諦めずにプッシュを続け、最終的には9位まで追い上げて最低限のポイントは獲得できましたが、マシンもタイヤも本当に完璧で勝てる速さがあったので悔しいですね。

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レースにタラレバはありませんが、SUPER GTでポルシェがトップに立ったのはかなり久々だと思いますし、今回は勝てた手応えのあるレース展開だったので、優勝を達成できずとても残念です。

でも、これがレースの難しさ。スヴェンやチームと諦める事なく全力で精一杯戦ったので悔いはありません。

勝てるスピードが無く、無難な消化試合で終わるより、勝てる手応えがあるレースを落とす方が希望があります。

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今シーズンはD’station Racingの新チーム結成から始まり慌ただしい一年間でしたが、2回の3位表彰台を含めて、8戦中7戦で安定してポイントを重ねる事もできました。その中で噛み合えば優勝できそうなレースもあったと思います。

スヴェンのポルシェワークスドライバーとしての今シーズンのメインプログラムがドイツのADAC GTだった為、シーズン中盤は代打としてクート選手や元嶋選手の力を借りつつ、ポイントを重ねてこれました。最終的にドライバーズランキング7位、チームランキング7位で、D’station RacingのSUPER GT参戦初年度を終える事ができました。

D’station Racingの星野チームオーナー及びチームの母体であるNEXUSグループ様、スポンサー各社様、佐々木総監督や武田監督をはじめ、佐久間エンジニア、メンテナンスを担当するKTRやチームスタッフの皆、メカニックの皆、フレッシュエンジェルズの皆、そして、一年間素晴らしいタイヤを準備してくださったヨコハマタイヤ様、ポルシェバイザッハから毎レース日本へ来てくれたエンジニアのエレーナやマックス。書ききれない程、沢山の方々のサポートを受けて今シーズンも戦う事ができました。

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(※今回のチーム写真が無いので鈴鹿で撮影した全集合写真です!)

パートナーのスヴェンも、ヨーロッパでの彼の実力から考えれば驚く事ではないかもしれませんが、SUPER GTの経験も日本のサーキット経験も全く無い中でも、各サーキットで前日にコースウォークをしただけで、計測3周も走れば完璧に熟知してしまう、速さと才能のある凄いドライバーでした。

クート選手とは怪我により1戦しか一緒に戦えず残念でしたが、苦しいオートポリスを7位で終えられたのはクート選手のお蔭だと思います。そして、クート選手の怪我により元嶋選手とも戦いましたが、PCCJ出身だけありポルシェの経験も豊富で急遽決まった代打でも富士でのポイント獲得ができました。

そして、ファンの皆さんにも、良い時も悔しい時も声を掛けて頂き応援して頂きました。本当にありがとうございました。

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最終戦が終わり、気持ちは既に来シーズンへ向けて動き出しています。今シーズンを振り返り、足りなかったものをしっかりと分析して、来シーズンは更に速さと強さを磨いて戻ってこれるよう、オフシーズンも気を抜く事なく努力を重ねていきます。

長いブログになりましたが、今シーズンも沢山の応援やサポートをありがとうございました。

来年は更に期待してください!

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SUPER GT グレーテッドドライバーの表彰もありがとうございました。

(他の写真が届いたらまた載せます)

SUPER GT グレーテッドドライバー表彰式

2017/11/12

先程、今季SUPER GT参戦100戦を超えたグレーテッドドライバーとして表彰式をして頂きました。この様な素晴らしい機会を頂きありがとうございます。

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これまで起用して頂いたチームや関係者の皆さん、一緒に戦ったパートナーやスポンサーさん、そして、ずっと応援してくださったファンの皆さんに深く感謝しています。

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今日のレースも、そして今後も良いレースができるよう頑張っていきます!

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